「街」

2003年6月13日

ちょっとした事で 落ち込んでる
悲しい運命を 背負ってる


闇に包まれたとしても
夜空の星が輝いてるから


街中に広がる海

星空をかける想い

それぞれの道を歩み

願いを込めて


広い街へ飛び出そう
見つかりそうも無い夢を 探し求めて


広い街へ飛び出そう
見つかりそうも無い夢を


疲れ果てるまで


幻想とは月に

2003年6月11日

      「月にはウサギがいるんだ」


              って言葉を聞いて、


   それが嘘だと分かっていても
   月ばかり眺めてしまっていた あの日。


       ウサギが餅をついていたなら

       なんて面白いんだろう。


   月にウサギがいるなんて、
   ウサギが餅をついてるなんて


       誰がそんなの思いつくんだ?


   少し欠けた月を見て、

   ウサギのいない月を見て、


              そう…思った。


憂鬱な日

2003年5月31日

フワラ  フワラ
風が彼女を誘うから

フワラ  フワラ
彼女の髪が揺れている


空ばかり見上げてしまった。
楽しい事も特にないのに、
雲のように時間も流れていくんだ。

同じ毎日に何かを見つける事が
生きる上で誰かに与えられた試練なんだろうか?


Poseidon

2003年5月28日

 「悲しみが視界を遮るんですよ」

海を越えて 会いたい人がいる。
地球が泣いているのは分かってる。
波が邪魔なのも分かってる。


 「帆を揚げて進むんですよ」
ただ、まっすぐ進むしかないんですよ。
帰るとか そんな気持ちないんですよ。
あくまで進む事しか考えてないんです。


 「風が強いですね」
そうですね。
でも、決めた事なんです。
誰に邪魔されようと、運命に邪魔されようと、
会いたい気持ちが私の心を奮い立たせるのです。


そして最後まで男は諦めなかった。
海を越え己の意思で目的を達したのだ。


しっぽが途切れた

2003年5月26日

猫なのに憂鬱だ
それが 今日みたいな雨が降った日。

ご飯はもらえるから何もしなくてもいい
そんなに眠くはないから、
何もする事がないから…


おでこに傷があるのは戦いの果て
昨日は負けた。
でも、今日は勝った。

勝ったからと言って得した訳じゃない
おでこに傷が残っただけだ。


猫なのに憂鬱な日もある
それが今日みたいな暖かい日常。

私の大事なしっぽ
いつから無かったんだろう?


人の視線が気になる

人は可愛いと言ってくれる

人に優しさを感じる


うるさい

2003年5月24日
目が良くない私は、音で判断したりするものだが…

別に困った事はない、ぼんやり見えればそれでいい。
人の顔をジロジロ見るのもどうだろう?

必要ないね。


静かに眠りたい時がある。
一人になりたい時もある。
なぜに私の邪魔をする?
蚊、うるさい。


夜は周りが見えなくなるが、別にそれでも構わない。
帰り道が分かればいいんだ。
だから一人でも大丈夫。
付いてこなくても大丈夫。


世間はどうしてこうも騒がしいんだろう?
叫ぶ必要ないじゃないか。
走る必要ないじゃないか。
自分勝手で構わないけど、私の邪魔はしないでくれ。


誰もいない、私一人の世界は無いか?
心の中がザワザワする。
私の中で蚊が飛んでるみたいだ。

蚊、うるさい。


秘密

2003年5月21日

人には言えない事がある

隠したいけど、隠すのはとてもツライ


自分の中に閉まってある

バレないように閉まってある


約束だから? 決断したから?


想い

2003年5月17日
目の前の風景を切り裂き
知らない世界へと足を運びましょう

誰も知らない世界に酔いしれ
独り 彷徨うのもいいでしょう


相手を想うのはツライ事ばかりだなって思う。
愛されたいよ、温かいから


君には翼がある

2003年5月14日

           返事が来ない。
       何か嫌われるようなコトした?


          今日、鳥になろう

        心は何処かに置いてきた。


          考えても始まらない

          迷っても伝わらない


       もう足を踏み出してしまったから


            (今はただ)


          空に融けこんでいこう


a porter

2003年5月9日
僕の視線に気づかないのは…


    あなたは夢を見ているから?


君が何を想っているかなんて、僕には分からない
話したことも無いアナタに
どうか、この想いは伝えられないものだろうか。


「あ、今なにか僕を見て笑ってくれたんじゃないか?」
…って期待した。


答えなんていらないのに聞いて欲しい。
ただ一日中ずっと立っているだけだから
僕は声をかけられないから、
誤解されてもいい。
避けられてもいい。
ただ、僕の存在に気づいて欲しい


僕は声をかけられないから、
ただ一日中ずっと立っているだけだから
過ぎた過去でも何でもいい。
愛されたいんだ。一人は嫌だ。


夢を見たっていいじゃないか、
君も夢を見ているから…


残された時間

2002年8月28日
一人、静かに本を読み
ひざの上で猫が寝ていただろうか…

窓の外の風景を見て
いつもと変らない事に気づいてしまっただろうか…

明日も社会に囚われ
思い出の地には足を運ばなくなっただろうか…

一人じゃないのが当たり前で
旧友と飲み明かす機会が減っただろうか…

サイフに余裕ができて
ヘソクリの場所を忘れてしまっただろうか…

朝起きて
「おはよう」すら言えなくなっただろうか…


もし生き物すべてに血が流れているならば
花にも血が流れているんじゃないか?

それは赤色じゃないかもしれない


もし人に心があるなら
花にも心があるんじゃないか?


明日枯れてしまう花の『心』
それは誰にも分からない…。


墓前に贈る花

2002年8月13日
自分の居場所はドコにあるんだろう?

価値観なんて存在するのか?


「安らかに眠ってくれ…」


彼の墓に花を供えた
安い、とても安い花。
彼には家族がいない。
だから彼には価値が無かったのかもしれない


でも、彼の墓前には綺麗な花が供えられていた。


一人ぼっちの妖精

2002年8月7日
みんな、僕の声を聞いて欲しい。
どうして?
何度も呼んでいるのに、どうして誰も僕の声を聞いてくれないの?

みんな、僕の事を見て欲しい。
どうして?
さっきからここいるのに、どうして誰も僕の方を見てくれないの?

でも、本当は分かっているんだ。
本当はみんな(僕と)同じ事を思って生きてるのさ。
もう不安にならなくていいんだよ?
ほら、僕が君の事を見つめてあげる。

そうだよ、君は一人なんかじゃないんだよ。
だから元気を出して行こうよ!


(だから時々僕の事を見つけてね?)

カフェ・

2002年8月2日
君に出会えた夏の午後
その唇にどれだけ惹かれた事でしょう


とても「太陽」が似合う

とても「海」が似合う


そんな君に惚れました。

2002年8月1日
全ては幻覚と 教えてくれた君がいる。

ただ、愛されればいいと思う。


全ての幻覚を かき消してくれた君がいる。

「あ〜、逢えて良かったなぁ」 と思う。


難しく考えすぎたけど、君の事が好きなんだと思う。


りべんじ

2002年7月27日
ただ勝ちたいだけだから
すぐ傍に居てくれた事に気づかなかったよ

いつも避けて通っていた水たまりが、
僕の沈んだ顔を映していた事にさえ。

ただ満足したいだけだから
すぐ傍に居てくれた事に気づかなかったよ。

アサガオの葉についた朝露が、
しかめっ面を映していた事にさえ。

お日様はいつも見守っていてくれる。
僕が思わず微笑んだ顔も、お日様には丸見えだったみたいだ。
さて、顔を洗って出直すとするか――

泉花

2002年7月18日
触れては崩れてゆく物
足音に耳を寄せあい
手を出して… 手を出して…

遠く想う者
気持ち知るがままに、離れては惹かれ合い


なるほど、知るからこそ求め行くのか?


あぁ…。
想いは溢れ、花も先逝く


虫かごを開けて…

2002年7月13日
抜け出せないと感じるから、大した事は浮かばない
チョウに見えたり、クモに見えたり、
同じ虫には変わりないのに_。


キミは「チョウ」になりたいの?
   「クモ」になりたいの?

羽も持たず、いつも何処かへ飛ぼうとする。
僕らは跳ねてるだけなのに…

ボクは「チョウ」になりたいの?
   「クモ」になりたいの?

自分は自由を求め、人は縛ろうとする。
惹きつける魅力もないのに…


クモはチョウに憧れたのかな?
        惹かれたのかな?


同じ虫には変わりないのに_。


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